冬になると気をつけたい水分不足!

みなさん冬でもちゃんと水分補給出来ていますか!?

 

体は60%を占める水分とミネラル(電解質)、タンパク質などで構成され、生命維持に関わる様々な役割を果たしています。

 

夏は汗をかきやすいので、自然と水分補給が出来ていますが、冬になると一気に水分補給量が減ってしまいがちですよね。

 

今日は何リットルの水分補給をしましたか?

 

体の水分(体液)は栄養素の運搬や老廃物の除去、体温調節、新陳代謝などの生理的機能も担っているため、脱水症状を引き起こすと様々な症状が現れます。特に乳幼児や高齢者は水分不足を感じにくいので注意が必要です!

 

<水分損失率と脱水症状の関係>

水分損失率

1%・・・大量の汗、喉の渇き

2%・・・強い渇き、めまい、吐き気、ぼんやりする、食欲減退、血液濃縮、尿量減少、血液濃度上昇

3%・・・汗が出なくなる

4%・・・全身脱力感、動きの鈍り、イライラする、疲労感、感情鈍麻、感情の不安定(精神不安定)、無関心

 

このまま水分損失率が20%になると生命の危機に陥ります。2%の水分損失でも体が異常を訴えているのがわかると思います。血液濃度が高くなり、血液ドロドロ状態になると脳梗塞や心筋梗塞などに発展する恐れがあるので注意が必要です。

 

 

スポーツをしている時はもちろん水分補給が必要ですが、日常でも就寝時や入浴前後、飲酒の後は特に体内の水分が少なくなりやすいので損失する前の摂取が大事になります。

冬は乾燥によって粘膜にウイルスが付着し、様々な感染症を引き起こしやすくなります。ウイルス性の風邪や胃腸炎は嘔吐や下痢によりすぐに脱水状態になってしまいます。こういった症状になる前に予防として水分摂取が必要ですね!

 

 

では一日の必要摂取量はどれくらいでしょうか!?

 

欧米の研究によると、水の必要量の目安は生活活動レベルが低い人で、1日2.3~2.5リットル程度、生活活動レベルが高い人で1日3.3~3.5リットル程度と推定されています。また、水の摂取源は欧米諸国では食物由来がおよそ20%〜30%、残りが飲み物で70%〜80%であることから、水分補給として1日1.5リットルの水を飲むべきであるとされています。

 

毎日1.5リットルの水を飲んでいますか!?

 

アルコールで1.5リットルはもちろんダメですよ!私も意識してみると、1日1リットルも飲んでいないことがわかりました。特に日常で飲まなくても平気ですが、体のことを考えると、ちょっと無理しても1日1.5リットル飲もうと思います。

みなさんも意識して1日1.5リットルは水分を摂るようにしましょう!

 

 

 

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